モンテッソーリ教育実践中、モンテッソーリパパです。
モンテッソーリの教室に行くと必ずといって良い位に置いてあるのが、大きな鏡です。
モンテッソーリ 教育における鏡は、お手軽に導入できるにも関わらず、
新生児からその後長く利用できるお役立ちグッズなので、
おうちモンテを検討している方は、是非早めに導入してみて下さい。
今回の記事では
- 【効果】なぜ鏡が必要なのか
- 【いつから】何歳から利用できる?
- 【どこに】鏡を置くべき場所
- 【おすすめ】どの鏡を買えば良いか?
という話について解説したいと思います。
【効果】なぜ鏡が必要なのか
年齢により期待される効果は変わりますが、
一般的には以下のような効果があると言われています。
- 赤ちゃんが楽しめる
(赤ちゃんは顔を見るのが好きだと言われていて、両親や自分の顔を見ると喜ぶ) - 追視の練習になる
部屋全体を視覚に捉える事で、移動する契機になる - 理想的な刺激を得られる(赤ちゃんが自分が動くスピード以上の刺激が返されない為)
- 自分の考えと動きを連動させ、一致させる練習になる
- 自分と他者の違いを認識する練習になる
子供に身支度をさせる時に必要
などなどメリットが盛りだくさんです。
この内の何個だけでも実現されれば、鏡一枚置くだけで得られる効果としては良いですよね。
【いつから】何歳から利用できる?
子供は生後18か月になるまで鏡で自分を認識できないと言われています。
だからと言ってそれ以前に置く意味がないと言う事ではありません。
モンテッソーリ教育の視点からは、新生児から置くことをおすすめされています。
新生児の時は追試の練習に、
少し年齢を重ねてきたら、自分の考えと動きを連動させて一致させる為、
もっと大きくなってきたら、自分の身支度の為。
などなど、子供の成長ステージに合わせて、鏡はずっと活躍してくれるはずですので、
準備は早くするに越した事はないでしょう。
【どこに】鏡を置くべき場所
結論から言うと、子供が遊ぶスペースに置いてあるのが理想的です。
子供が寝るスペースに置いてしまうと
子供が過度に刺激されて、睡眠の邪魔をしてしまう為です。
理想的には、生後1年ほどは、床に沿って全身鏡(高さ約0.5m x 幅1m)を置きましょう。
もしスペース的に全身鏡を置くことが出来ない場合には、
小さめの鏡でも問題ありません。
【おすすめ】どの鏡を買えば良いか?
安全のために、本物のガラスではなく割れない鏡を使用してください。
子供が大きくなってきて、鏡を叩いたり、蹴ったりした場合でも安全ですよね。
また、鏡をしっかりと壁や床に固定して、子供に倒れ込まないように気をつけましょう。
全身鏡
場所に余裕があれば、全身鏡を置きたいところです。
幅20高さ90の大きさでも2kgと軽量、壁掛けも可能なので、スペース的にも良いですね。
また、ガラスではなく薄いフィルムなので、衝撃を受けても割れることがない点もおすすめポイントです。
貼る鏡
スペースに余裕がない場合は、こちらの貼るタイプの鏡も良いかと思います。
粘着テープで貼るだけなので簡単です。
価格もお手頃なので、遊ぶスペース以外にも、
お着替えする場所なんかに一枚置いて置くなんて事も出来ますね。
お手軽にできるのでやってみよう
鏡を部屋に飾るのは簡単で、場所さえあれば5分で準備が終わります。
その割には色々なメリットが、年齢に関わらず期待出来るので
おうちモンテを考えている方は、
ぜひ鏡をおうちでも導入してみてくださいね。
モンテッソーリ教育を知ったからって、すぐに子育ての悩みが解消されるわけではないですが、
自分なりの工夫と地道な実践を経て、親子が楽しく過ごせる時間が過ごせるのだと思います。
自分も子供も一緒に成長していきましょう。
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